とは
誕生秘話
「さくらビーフ」は、
乳牛の雌牛と和牛の雄牛の間で生まれた交雑種
(F1)のブランド牛です。
初めての乳牛の仔牛は大きく、
骨がしっかりしているため、
難産率が高くなると言われていますが、
和牛の仔牛は身体が小さいため、
出産時の母牛の負担を減らす目的が
発祥といわれております。
こうして生まれた仔牛に、和牛とほぼ同じ飼料
と環境を与えて育てたところ、
和牛のように芳醇なテイストで、かつ、
しっかりとした味わいの、
バランスが取れた
牛肉になることが分かりました。
そうして様々なブランド牛(交雑種)が
誕生する事になったのです。
名前の由来
春の訪れとともに日本国中を淡いピンク色で彩る『桜(さくら)』。
古くから親しまれ日本人の心に根差して来た桜は、
海外の方にも広く日本の花として認知されています。
私たちが生産する牛たちも、この桜のように華やかに、
美味しい牛肉として世界中の皆様に知っていただき、
日本を代表するブランド牛に育てたい。
その想いを込めて
「さくらビーフ」と名付けました。
ロケーション
メインの牧場は、冷涼な気候と広大な放牧地を
活かした、日本最大の草地型酪農地帯であり、
道東に位置する根釧地区にあります。
酪農王国として知られ、
日本初のラムサール条約に登録された
釧路湿原国立公園があることでも有名です。
あじわい
黒毛和牛の芳醇な香り、柔らかさ
脂の旨味と乳用種のしっかりした
赤身のバランスが絶妙な味に仕上げています。
和食に代表されるすき焼き・しゃぶしゃぶはもちろん、
ステーキ、
焼肉など日本固有の調理方法がおすすめです。
赤身が少し多い分、味の切れも良く、
毎日食べても飽きのこない、おいしい牛肉です。
クオリティ
牛肉の味わいは生産者で決まります。
血統も味を決める大きな要素の一つですが、
もっと大切なのは、生産者の牛に対する熱意、想いです。
まずは牛を大切にすること。それぞれの牧場が地域の環境に配慮すること。
牛を育てるプロと牛肉を販売するプロが、SDGS、動物愛護の観点も盛り込んだ
独自のチェックリストで定期的に牧場を採点し、その想いがある生産者だけを認定、
さらに、世界に輸出可能な高い基準を持った工場
または、
公的な認証がある工場のみで生産しています。
未来への想い
わたしたちの夢は「さくらビーフ」を広め、世界中の皆様に、そのおいしさに感動して頂き、
「日本の牛肉って最高だよね」と、ご評価頂くことです。
海外からのお客様には、日本という素晴らしいロケーションの中、おもてなしの精神と、
ならではの調理方法で提供される「さくらビーフ」を楽しんで頂きたい。
日本の皆様には、世界中で楽しまれている「さくらビーフ」を旅先でも楽しんで頂きたい。
そして、日本の生産者・牛に関わるすべての人の笑顔で、満開になれるよう、
JAPANESE BEEFが、末永く皆様に愛される事を願っています。